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材木屋トーモクスタッフのブログ。家づくりについて思うことから、日々気づいた些細なことなど綴っています。
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樹脂系断熱材

いろいろ種類があるのでまとめていいのかわかりませんが、
とにかく樹脂の断熱材です。
グラスウールの次にメジャーだと思います。

各製品グレードも用意してあり、密度で性能が変わります。
値段はグラスウールよりは高いですが、先日の羊毛断熱材よりは
断然安いです。
その中でオススメであり、自分の家づくりのときの候補なのが、
スタイロフォームという製品です。

機密性もよく、リサイクルできます。

それではまた。

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しばらく断熱材シリーズの更新ができませんでしたが、
復活のトップバッターは羊毛断熱材です。

この断熱材を使用しているお宅はなかなかないと思います。
書いて字のとおり羊の毛です。
こちらも天然素材を使っていますので、防虫対策として
ホウ酸を使用しています。ホウ酸はゴキブリ団子で有名ですけど、
目薬にも入っています。量を間違えなければ害はないとされています。
値段も流通量の高いグラスウールや発泡系断熱材よりは高いですが、
セルローズに比べれば半額以下でいけます。

燃えにくく、湿度調整をしてくれて内部結露もない、さらに
羊毛なので土に還る・・・。自然素材を好む方や
環境問題に興味のある方からは絶大な支持を得そうです。

僕自身、商品説明会ではスタッフの方と話し込んで、
性能、施工性などとても魅力を感じました。
ただ環境問題という点から見ると輸送の問題があります。
ウールの原産地はオーストラリアです。
環境を考えるキーワードの一つ、地産地消という観点からは
かけ離れてしまいます。
・・・揚げ足を取るとこういう見解にもなりますが、
商品はとても魅力的だと思います。

自分が家を建てる場合の断熱材候補の一つです。

ではまた次回。

2月になり雪の降る日がめっきり増えましたねえ。「底冷え」という言葉がぴったりの寒さです。我が家は木造3階建てですが、1階が会社の倉庫になっています。その為、倉庫の上に当たるキッチンがとても冷えて、エアコンをつけても足元が冷たいわけです。足腰の冷えというのは女性にとってかなり深刻な問題です。

ということで2階DKに床暖房を取り入れてみました。これは大正解でしたね。足元が暖かいだけで寒さをあまり感じることがなくなりますし、部屋全体もほんわり暖かく感じます。もともと夏場は素足で過ごしているのですが、これで冬でもスリッパを履かなくて済むようになりました。

何よりエアコン等の暖房で頭の方だけ暑くて足元は冷たいということが無くなったのが嬉しかったですね。

我が家の床暖は2階ということもあり電気です。これは比較的施工が簡単なので工事期間が短期間で済みます。私の友人はガスを選びました。(ランニングコストは電気より安いでしょう)今はエコの観点から太陽光を利用して床暖房をする方法もありますので、家を建てる時には色々検討してみては…と
思います。

今日はセルローズファイバーです。

古紙を綿状にして壁の中に吹き込む、または壁に吹き付ける断熱材です。
吹込みには専門業者の技術が必要なので、大工さんの木工事とは別に
費用がかかります。コスト的には高い部類の断熱材です。

自然素材なので虫の発生を抑えるためにホウ酸が含まれています。
これは、ほかの自然素材系断熱材も同じなんですが、
含有量は人体には害のない程度です。
自分的にはいろいろ文献を読んだり、商品説明を受けたときの印象では、
自然素材だし土に還るし、住む人的にも地球環境的にも
一番いい断熱材なんじゃないかなと思っています。
僕の友達にも、絶対セルローズがいい。といってるヤツがいます。

僕自身住んでないのでわからないのですが、
自然素材ならではの吸湿効果とか、
コンセントの増設のときにはどうなるのか、
遠い将来、壁を壊したとき(中の綿)はどうなるのか、など疑問点もあります。

モノ自体にはとても魅力を感じます。ただ、やっぱりコストがネックですね。
お金のことは言いたくないけど・・・。

また次回。



まずはグラスウールです。ガラス繊維を綿状にしたものです。



まずメリットとしては値段です。

断熱材にこだわらないのであれば、この断熱材を使うことになると思います。

グレードもあり、厚さ、密度などで断熱性能が違います。

防音、吸音効果もあります。



デメリットは水気にとても弱いことです。

アクシデントで水がかかってしまったりすると性能がかなり落ちます。

また施工に問題があって壁内の湿気が抜けなかったりした場合、

水分を含んで重たくなり、壁の中でずり落ちてどろどろになります。

リフォームで壁を壊すと遭遇したりします。酷いですよ。

何でもいえることですが、大工さんの腕にかかっています。



性能もそこそこ値段もお値打ちなので、特に材質にこだわらなければ、

予算を他にまわすこともできるので、オススメです。



今日はこの辺で。
昔のように竹小舞を使って土壁にすることが少なくなりましたが、

今の家づくりは断熱材を使います。

市場にはいろいろな商品が流通していて、悩んじゃいますよね。



古紙を利用したセルローズファイバーから

オーストラリアの羊毛を使ったもの、発砲ウレタンなどなど



・・いったいどれなんでしょうね。

自分の感性に響いたものがあればそれ。

こだわらなければ安いもの。



明日からは一つずつメリット・デメリットを

これから家を建てるつもりで探っていきたいと思います。
職業柄他社のちょっと気になる物件の内覧会を見に行くことがあります。以前、輸入住宅風の一見素敵な家を見に行った時のことです。「キッチンや建具は輸入製品を使っています」という説明の中、何か鼻をつく臭い…。コストダウンの為か、そこまで外国の真似なのか壁がすべてペンキ仕上げだったのです。ここで一生暮らすのかと思うと他人事ながら心配になりました。人の好みは十人十色です。でもほとんどの人にとって家は一生に一度の買い物になります。長い年月の間には家族構成の変化や家自体の老朽化により手を加えなければならなくなるでしょう。その時になって「しまった!」と思わないためにも長いスパンで考えてみることも大切なのではないでしょうか?見た目とかその時の流行りとかで決めてしまうのはちょっと危険かも?
トーモクの事務所を訪れた多くの方が「木の良い香りがしますね」と言われます。木に携わった仕事をしているものとしてはうれしい限りの言葉です。ロケット工法で建てられた木造三階建ての事務所の1階は壁が全て杉の羽目板で仕上げられています。以前こんな話を聞きました。マウスの実験でコンクリートに囲まれた部屋で育てられたものは、木材で囲まれたそれに比べ寿命が短かいという結果が出たそうです。やはり自然に近いものは人間に優しいということでしょうか?

木造住宅の工法でトーモクはお客様に

ロケット工法というものをご提案しています。

木が好きで、地震に強い家をお探しの方には、

ほんとにオススメなんです。



柱と横架材の接合部にロケット金物を使い、

断熱材付の壁パネルを使います。

それ以外は自由に設計できます。

鉄骨構造でしかできなかったこともやれるので、

建築家や設計士にも注目されている方がみえます。



こんなこともできます。↓


1d5e0408.gifトーモクでもロケット工法による注文住宅やっていますので、

お気軽にご相談ください。



明日はそのロケット工法の勉強会に参加してきます。









今日とあるお客様に和室建具のご提案をしました。

障子、ふすま、仏間の折れ戸などなど、和室にも

デザインして楽しいところがたくさんあります。



和室。

最近の新築住宅では見かけることが少なくなってきました。

壁、天井などは洋室のままで、床だけ畳にする方法が

主流になってきてるでしょうか。こてこての和室は

家のイメージや他の部屋との調和が難しいかもしれません。

伝統的な和室を家づくりに取り入れれば、

和室だけで結構な金額になってしまうこともあります。



予算がある家づくりにおいて、和室にはそれほどお金がまわせない。

個人的にもそう思います。でも和室には魅力的なものがいっぱいあります。

その中の一つに障子があります。障子というより、

そのフレームにある”格子”です。

無垢の木を使った格子は日本が生み出した芸術です。

有名デザイナーの家具にも取り入れられているし、

パーテーション、照明、外壁・・使い方は山ほどあります。

格子の組み方にもいろいろ種類があったり、光が差し込んだときなんか

すごい美しいです。障子も格子と和紙の美しい融合です。

和室が減って建具屋さんが腕を振るう仕事が減っています。

土壁の部屋が減って、左官屋さんが腕を振るう仕事も激減しています。

文化を次世代へと引き継ぐことが、難しくなっています。

和室には見直す魅力がたくさんあります。

障子や、土壁という文化を”和風”というカテゴリに閉じ込めてしまうのは

すごいもったいない事だと思うんです。



みなさん家づくりするときには、文化を見直してみませんか?



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