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材木屋トーモクスタッフのブログ。家づくりについて思うことから、日々気づいた些細なことなど綴っています。
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家を建てるのにまず必要なのが土地です。土地が決まらなければ家の間取りなど決められません。幸運にも親の土地がもらえる人は一握りです。

場所や大きさ値段が全て希望通りという訳にはなかなかいかないので何かを妥協しなければなりません。

大手住宅メーカーは土地と建物をセットで売り出しています。土地欲しさに建物で妥協するかどうかは難しい選択ですね。
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今の家のうたい文句は「明るく開放的なリビング」であり、買う側も疑いもなくそれに憧れています。が、筆者はそこに疑問をもちました。

今の社会において、人は家族の危機を感じているからこそ家族を大切にしようとし、その気持ちが家作りに反映されているのでは…?と。

家族は住まいという空間を共有して成立するものであり、住居は人間を変える働きがあるそうです。「小さな子供にとっての世界観は、その住まいの中でのみ形成される。」とのこと。家というのは家族にとってそれだけ重要なものということですね。

本を読むのは好きですが、読書感想文を書くのは大嫌いだった私が本の感想を書いているのがそもそも間違いですよね。うまくまとまらずまだまだ続きます。
以前新聞に「減築」という記事が載っていました。核家族化が進み、子供たちが独立した後の老夫婦が家を直そうとする時、二人暮らしに今の家は大きすぎるということで家を小さくしようとするのが、増築の逆の減築となるのだそうです。

確かに夫婦二人で今後家族が増える予定もなければ、2階も必要ないわけですからそれも一理ありますよね。2階が無くなれば家も軽くなるので耐震性も増すという訳です。

ただ難点は費用がかかるということです。その記事の中では参考価格として、2階を取り去る減築で1千万程かかるとのこと…。

難しい選択ですね。
家を建てるときにまず必要になるのが、柱と横架材です。
先日友達に無垢材と集成材ってどっちがいいの?と聞かれました。

実際どちらがいいのでしょうか?

うちは材木屋なので出入りされてる方からいろいろな意見を
聞くことができるのですが、みなさんやっぱり好き好きなんです。
メリット・デメリットを知ることが大事なんですが、
それだって人それぞれです。

例えば無垢の木は割れます。ねじれます。
それを味ととらえるか、不良と思うか。

集成材は割れません。ねじれたりしません。
細い木を接着剤でガチガチに固めてます。
そこが気にならないか、接着剤だらけの柱はちょっと・・って思うか。

見た目の問題?
集成材の柱も梁・桁も壁の中に隠してしまえば見えません。
逆に無垢の梁をババーンと見せる構造のときには、梁が割れたら
キズもババーンって見えます。

ほんとにどっちもどっちなんですが、
ちなみに僕は無垢派です。でも集成材が嫌いなわけでもないです。

トーモクの推奨するロケット工法は
無垢、集成どちらでも大丈夫です。
断熱性を求めて最後に残ったのが窓。
一般的にはペアガラスなどと呼ばれています。ガラスを二重にして、
ガラスとガラスの間はガスが入っていたり、真空状態になっています。
そこで、外気を遮断するため結露がおこらないとされています。
遮音性は普通の窓とあまり変わらないようです。
値段は通常のガラスと比べて、倍前後するという話を
聞いたことがあります。まあガラスが倍ですからね。

お金をかければ何でもできます。当たり前だけど。

高気密住宅は理想的な住宅の形のひとつだと思います。
機密性を高め、外気を遮断することによってエアコンの効きが
良くなるため省エネ住宅といわれています。過去にはその機密性が
マイナスに働き、新建材が発散する科学物質によってシックハウス
が起こりました。それで新建材の成分を見直したり、国がF☆☆☆☆
(フォースター)という規格で対策をとっていますが、個人的には全く
信用してません。国なんていつでも裏切りますから。☆4つではダメ
だったからって、☆5つになったりするかもしれませんから。
それに冬暖かくて、夏はエアコンの効きやすい環境は魅力的ですが、
全部屋に換気扇設置が義務になのは本末転倒だと思っちゃいます。
なんか生理的にも嫌だし。
でもすきま風は嫌なんだよなあ。   矛盾してますが。
みなさんにとって断熱性はどれくらい大事でしょうか?

国や法律の愚痴になってしまいましたが、
トーモクが推奨しているロケット工法の家は高気密住宅です。
でも先日お会いした山梨県のロケット工法の工務店の方は、

「化学物質に過敏なお客様が大丈夫だって言ってみえた」

と言ってました。建材の使用を極力抑えているから、高気密でも
大丈夫なんです。アレルギーでお悩みの方も一度遊びに来てください。
お待ちしています。
お客様の希望がある場合や新商品が出た時など、ショールームに行くことがあります。カタログではわからない色合いや質感などはやはり現物を見たほうが間違いないでしょう。

ただいきなり行ってしまうとたくさんの商品に目移りして時間ばかりかかってしまうだけでなく、見比べればやはり値段の高いものの方がよく見えてしまうので、予算オーバーにもなりかねません。

ある程度はカタログで目星をつけて出かけたほうが、効率よく見て回れるでしょう。

以前お客様と一緒に行ったショールームではお客様のイメージにあった無垢材の家具とキッチンを組み合わせた素敵な展示例があったので、リフォームの際参考にすることができました。

新商品の発表や「○○フェア」など時折イベントを開催していて1日料理教室や体験、粗品ながもらえるなど色々特典がありますので、折にふれホームページで紹介していきたいと思います。

是非足を運んでみてくださいね。

工事業務や個人的な旅行が重なって更新が
しばらくできませんでしたが、次の断熱材にいきます。

僕も最近知ったのですが、紙や木の廃材などを利用した
断熱材があります。
木質繊維をボード上にしたものや、ダンボールみたいなもの。
インシュレーションボードとかラフトンボードと呼ばれるものもあります。

熱伝導率などをみてみると性能の割には値段は高めな気がします。
数字よりもすごしやすさを味あわないと何もわからないとは思いますが、
自然素材をリサイクルしていることから製造コストが高いのかもしれません。

自然素材に興味がある方や、地球環境に意識がある方向けの商品だと思います。
温暖化が話題になって久しいですが、地球環境については学者によって意見も違うし
実際どうなのか、誰の意見が正しいのかわかりませんが皆さんはどうお考えでしょうか?

「木のぬくもり」という表現がありますが、作者はこれは人が木を肯定的に見ている証拠だとも言っています。木はぬくもりを連想させます。一般的に木目にこだわるのは日本人の特徴のようで、それも木と共に生きて生きた日本人の歴史なのでしょうか?

また、広いリビングルームというのが家を作る人の夢のようですが、実際家を建てた後ホームパーティを開く家族がどれだけいるかは疑問だとも言っています。そもそも日本人は普段の住空間を他人に見せることを良しとしない気質が染みついているというのです。

今まで何気に普通だと思っていたこともこんな風に突き詰めて考えていくと、「なるほどー!」と思ってしまうのは私だけ?

本はまだ読み終えていませんが、忘れないうちにー。

10年前の数値ですが、日本の住宅建設数はアメリカとほぼ同じだそうです。家を持つことがアメリカよりもはるかに難しい日本が何故?

それは、日本人は家を作ることで家族の夢や理想をかなえられると思っているから?作者はその疑問を解決すべく、色々な角度から家づくりを検証していきます。

よくよく考えれば、結婚し家庭を持つと次はマイホームという図式を疑うことはなかった気がします。それが日本人の特異な考えだということも知らずに…。

作者は某ハウスメーカーを取材しているので、その宣伝のようなものも出てきますがそこは飛ばして次回に進みたいと思います。

事務所の片隅から芥川賞作家が書き下ろした「家づくり」の本音、後悔しない家づくりと家族関係の本「家をつくる」ということという本が出てきました。

多分社長がどこかの講演会に参加した際にもらったか買った本だと思われます。10年前位に書かれたものなので、内容は少し古いけれど面白そうだったので読んでいます。

作者が知り合った精神科医の言葉「住宅問題は家族問題で、患者さんの心の背景には必ず家族間の問題があり、家族は住宅と密接につながっている」というのに「なるほど…、ではどういうふうに?」と興味を誘われるのは直木賞作家の手腕でしょうか?

普通の住宅本とは違うので、これを読んだからと言って良い家が建つとは思いませんが、それ以前の問題として結構勉強になります。

続きは読み終えてから…ということで。

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